昔, 家族で年末年始の祝日を過ごすことが嫌いだったことを思い出した. 理由は決まって親が喧嘩を始めるから.
喧嘩の理由は本当にどうでもいいことで, 結果も大体わかっていたのだが, それでもなお凄まじいストレスを感じていたことを覚えている.
普段よりも遥かに多い頻度でコミュニケーションを交わす時に大きな摩擦が生まれる人間のペアがあると思う. 僕の親はそのタイプだった. 相手にストレスを与えるような行動の量の分布が他の要素(場の雰囲気・会話のテーマ・居る場所など)に依存してmore left-skewed になっていく人たちで, 彼らにとって年末のfestiveな日々というのはまさにそういう行動の量が増えるようなものなんだろう.
なんでこのことを今思い出したかというと, ちょうど今年も喧嘩が勃発したみたいだから. 僕は海を超えて彼方に居るのにそのことが分かってしまうというのは, どうしようもなくて悲しいことなのだ.
