ぼそぼそ

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年功序列

 これについて持っている問題意識について最近友人との話に織り込んでいるのだけど, いつも思ったより響かない. 思い通りの反応が返ってきたのは外国で育った人が居る場所で話した時だけ.

 2人が会話をすることを想定しよう. この時, お互いの言葉遣いに丁寧語とそうでないものがある程度の割合で混ざるくらいになるのが良いという信念がある. 日本語を使う時, ぼくは年下の人にも同年齢の人にも必ず丁寧語で話し始めるようにしているけれど, その理由の一つはここにある.

 外から聞いた時に序列が浮かび上がって聞こえるような会話がなされている時, そこで生まれてるものの量にも質にも低いところでリミットがかかっていると思っている. それは言葉遣いによるものでもあり, そういう言葉遣いが生まれるような関係によるものでもある. 

 大学に入ってから出会った年下の人と会話をしていると, 相手が僕に対して何か配慮をしているように感じることがほとんど. そして, このこととの間に関係は見出せていないのだけど, 構成員の年齢が違う集団の中で何かをしようとする時, やりづらさを感じることが多い. そういうことがないような場所を探し続けてきたし, 幸いなことに, 今いる場所ではそうでないことの方が多い. まあ, 一部では最近はそうでもなくなってきたんだけど.