自分を抑えているものに気づく. 例えば, 言葉. 身体. 場所. 距離. 過去. 抑えられることは苦しいかもしれないし, 幸せだと感じられるかもしれない. 例えば, 守られていることに気づいて, 幸せだと思うかもしれない. 同時に申し訳なさを抱くかもしれない. 型…
一度だけ会って, 一生会わない人が居る. 一週間に一度挨拶をしていたけど, 一生会わない人が居る. 週に二度, 三度と顔を合わせていたけど, 一生会わない人が居る. 毎日隣に居たのに, 一生会わない人が居る. 人間関係は基本的に淡白なものなので, あるところ…
自分の身体と自分の感覚を使って実験をしていこう. あるものごとについて自分がどう感じるか, 自分の知らないところで決められているのは嫌じゃない?もちろん, すべてを自分が決められるわけじゃない. けど, 少しくらい自分で何かをしておきたいと思う. 自…
ある人の人生のほとんどすべてが遺伝と環境*1によって決められるとして, その人が人生での成功を得たりして何かに感謝したいとき, 何に感謝すればよいんだろうか? 運に感謝することになる. 感謝する, という言葉遣いは変かもしれないが. 自分の運, そして自…
見えないふりをする. 見えている気がするけど, 実際には見えていないのかもしれない. そういう可能性があることを自分に対する正当化に使うこともできる. 気にしすぎる場所で育ったならば, そういうジャンプをするのもいいことだと思う.
自分が他人に対してする評価というのは, 往々にして自分が持っている価値基準を使ったもの, もしくは自分が想定するヒエラルキーの中に他人を差し込んだものになる. 逆に, 他人が自分に対してする評価を見てみると, その人が何を重んじているのかを理解する…
きみがこのことについて聞いたことがあるかどうかは不明なんだけど, とりあえず書いておきます. 子供を育てることと仕事に打ち込むことを排反に捉える必要はないと思います. より今の時点でイメージしやすい話として, 後続を育てながら仕事をする, という場…
前にも似たようなことを書いたが, また思ったのでもう一度. dxsx.hatenablog.com 目標を定めておくと, どこまで頑張る必要があるかを自分に意識づけする方策が増える. 僕が想定しているのは大学の授業で, 僕にはそんなに頑張らなくてもいいところを頑張って…
自分の仕事の価値を誇るのに, 他人の仕事の軽重や意味を持ち出す必要はないんだよ. もう一歩踏み込めば, 「誇る」ではなくて「伝える」のがいいかもしれないね. そこで違和感を持つようだったら, 自分が欲しいものが何かについて考えてみると良いかもしれな…
自分の言葉の発し方のイメージについてのメモ. 複雑な事柄については, 頭の中にあるイメージを自分の持っている単語の組み合わせで表現しようとする. イメージと言葉を接続する過程を意識していて, 言葉を発するまでに時間がかかる. 同じイメージを繰り返し…
何らかの形で言葉を発する時にself-correctionの意識が強すぎると感じる. 文法のおかしさ, イメージと言葉の整合性, 言葉選びの適切さ. 僕が言葉を発していく過程において, 既に発した言葉に感じた違和感の原因を突き止めて修正を試みるステップが入る. 修正…
戦わない人には戦わなくていい身分に居るから戦っていない人と戦わないといけない身分に居るなのに戦っていない人がいる. 後者の種類の人のことを「自己去勢している」と言うことが多い. 自明ではないけれど, 大体の場合は自己去勢している. 前者の種類の人…
昔, 家族で年末年始の祝日を過ごすことが嫌いだったことを思い出した. 理由は決まって親が喧嘩を始めるから. 喧嘩の理由は本当にどうでもいいことで, 結果も大体わかっていたのだが, それでもなお凄まじいストレスを感じていたことを覚えている. 普段よりも…
琴線に触れるものがあれば生きていけるのかもしれない. けれど遠くから揺さぶられるのはとても辛くて, 出来れば近くで揺らして欲しいと思う.
そうそう, 儀式と承認とそこまでの歩み, この三つがどれくらいの役割を果たしてるのかは分かってない. あと強化するものにも色々ある. 人ともの, 色んなものに意識を強められてきてて, 個別の例は思い浮かぶんだけど, 整理しようとすると疲れる.
新しい場所に来て2ヶ月くらいして, その場所に帰属意識を持てるかどうかがはっきりしてきた. はっきりと帰属意識を持つことはないだろうと思っている. 自分の帰属意識は選別の儀式とそこに至るまでの過程に依存しているので, こういう感じで来てもあまり何も…
他人にかけられた言葉が呪いになる, と言いたくなる気持ちはよく分かるよ. 自分が死体の上に乗っていることに気づくのはいつだって辛いよね. そのままもう少し視野を広げて, 目を凝らして, 見て欲しい. 君の両腕を持っているもの, 両肩を抱えているもの, も…
僕はある程度整然としたものの中に予測不可能さが見られるのが好きで, ガチガチに固められるのもあまりにもランダムなのも好きじゃない. これは多分, 剣道をやってたり茶道や能楽に触れることがあって, その上でそこでのやり方が自分に響いたからだと思う.
分散の小ささの原因ははっきりしていると思っていて, それにどういうラベルを付けるかが問題だと思う. 「同調圧力」, 「美意識」, 「規範」... 分散が小さい世界で生きている人間は分散が大きい世界のことを理解しづらいだろうし, 逆もまた然りだろう. それ…
ここでお勉強の話をするのなら, ある場所で何かの成果を産みたければ, そこで客分になるよりもそこのコホートに入っていた方がいい.
環境がものを言う, という議論はある環境にどういう風な形で身を置けるかという論点を見過ごしていることが多いと思う. 外からオブザーバーみたいな感じで見るのか, 中に入るけどお客様待遇なのか, 中にいい意味で浸かれるのか, その環境でどういう風に振る…
又聞き, あるいは又読みした話を適度に緩めて, 教訓として一つ. ある人について「Aだな」という直観が働いた時, 本人が「Aだ」と言うまでは「Aでない」という仮定を置き続けることで安全性が高まる, ということ. 「Aなの?」と聞くのは危なくて, 「(Aだから)…
合目的的に行動することを前提とした時, 同じ場所もしくは環境に居る人からの評価を貰うことが目的のセットに入り込んでくると, 行動のぶれが大きくなるように思う. 例えば, 僕が同級生からアカデミックな点で評価されることを目指した時, 僕が学問の点で取…
他人がどこで退くか, もしくは退かないかという様子, あとはその後の展開を十分に近くで見られると勉強になる. 近すぎると自分も一緒に怪我したりして, 見方が歪みかねない. 遠すぎても判断の材料が見切れてしまう.
自分が抱える不安や将来直面するであろう問題に現在進行形で向き合っている人の話を聴けることがいいこと.
自分について語る時に付き纏う気恥ずかしさを乗り越えられないと, 余計な装飾を身につけることになる. 一部のラップなんてその典型でしょう. 気恥ずかしさを紛らわすために余計な言葉を混ぜる, 余計な動きで取り繕う.
リプロダクティブライツらへんのこと, 自分の周りで当事者意識を表明する男性が少なくて悲しい. 他人の心配だけだと物事は進まない.
https://t.co/T2PEN5FLP9 これが練られてる最中の当事者の感覚を想像すると笑えてきたのを思い出す, 僕の周りではよく見ていてデジャヴ感が強かった. 自分はそうでなかったので.
東京医大?の入試のステルス差別の問題があるところで蒸し返されたので考えながら喋った. 相手の論は「外科医は力仕事で男の成り手が多い, 医者が全員美容外科医になったら困る」のラインだった. ぼくは昔この話を聞いた時よりも人間のことを信じるようにな…
https://dxsx.hatenablog.com/entry/20220519/2 これに関係する話. ぼくは男性は年上のきょうだい持ち, 女性は長女が組しやすい.